中学受験「札幌日大 沖田副校長退任。」
今年高校を卒業の札幌日大はSA一期生でした。(当時、当塾からも1名合格しましたが、立命館SPに合格したので、立命館SPを選びました。その生徒は金沢大医学部に合格しています。)期待の札幌日大SA一期生、京大1名・北大12名(医学部1名含む)・大阪大医学部1名・札医大5名などなど合格しています。まだSAの知名度が低かった一期生としては、まずまずの成績だった思います。
当塾生の動向で行きますと、翌年SAに2名合格。次の年は特待が始まった年で、特待Aを含むSA4名。更に翌年特待Bを含むSA7名と徐々にSA人気が高まっていきました。実績も含め、SA、更に特待を作られた沖田先生の功績は多大なものでした。
今年はSAが46名残ったことで、SAが2クラスになりました。立命館SP・北嶺・日大SAが現在3大難関コースと言われていますが、沖田先生がこれまでスポーツのみの札幌日大のイメージを変えたと言えます。今後が楽しみになってきたこの時期での沖田先生の退任は夢半ばの札幌日大にとって、大変惜しい退任と言えます。思えば、沖田先生が来塾されたのは、今から11年前。塾生もまだ6名の時でした。この年、1名日大に進みました。
当塾から本格的に日大に進みだしたのは、SAができる1年前でした。「先生!うちの子は将来医学部に進ませたいんですが、どの中学校にしたらいいでしょうか?」その子は立命館・日大・光星の3校に合格していました。その子の家庭環境・性格・能力を考慮し、「日大がいいと思います。」と答えました。今年、その子は、ブログでお伝えしたように5大学医学部に合格しました。電話をくれました。「先生!合格しました!」東京医科大学に進んだそうです。
沖田先生の評価は他校でも高く、以前、沖田先生の退任を聞きつけた他校の先生から、僕に問い合わせがあり、沖田先生さえいなければ札幌日大は敵ではないと、喜んでいた入試担当の先生が複数いました。それほど沖田先生はすごい先生と札幌では位置付けられています。
昨年、僕の後輩でもあり、札幌日大高校の副校長がなくなりました。他にいい先生がいるのかもしれませんが、二人がいなくなった札幌日大は、僕にとっても夢だった進学校への道、これから本当に危ぶまれます。
沖田先生の退任は残念でなりません。