ワンピース論  「人生プラス・マイナス、ゼロ。いい時は続かない、悪い時も続かない。ただ前に進むのみ!」

結局、人生はプラマイ0。いい時もあれば悪い時もある。いつも言っていることだが、いい時には、「いい時はそんなに長く続かない」と気を引き締める。悪い時には、「またいい時が来る」と信じて努力する。いつも自分にそう言い聞かせてきたつもりだ。でも、そう思いながらも、いい時には、どうしても浮かれ、ちゃんとしなければと思っているうちにいい時は過ぎていく。気がついた時には、もう対処できないところまで来ている。分かっていたはずと悔やむも時すでに遅し。じっと我慢しか方法が見つからない。また、悪い時には、こんな時ばかり続くわけがないと頭では分かっていても、心は次第に闇の奥底へと沈んでいく。まるで、沈むことが永遠のように。
経済学で習った景気の曲線は音の波形のようにきれいな波線だ。山の次には谷が来る。経済学者のように外側から見るとごく自然な出来事のように見える。しかし、その波に揉まれて右往左往する当人たちは、そんな吞気なもんではない。総論ではない各論の現実と相、対するのである。結局、誰かがなんとかしてくれるものではなく、自分が努力して、結果を出さなければならない。
「ロード・オブ・ザ・リングⅡ」でサムが言う。冒険物がなぜ面白いのか?どうして少年の心を惹きつけてやまないのか?それは、主人公がどんな困難があっても、何度打ちのめされても、目的に向かって、絶対挫けず前に進むからだと。
ルフィは「海賊王になる!」と言います。シャンクスは海賊王とおんなじことをいうやつだと言います。シャボンティ諸島で会ったルフィより賞金額の高い、「ユースタス・キャプテン・キッド」は「これまではそんなことを口にする奴は大口を開けて笑われたもんだ。だが、この先はそれを口にする度胸のねエ奴が死ぬ海だ!」と言っています。
人生、山あり谷あり。僕なんか信じられないくらいそんな人生の繰り返しでした。しかも、山と谷のギャップがすごく大きいのです。そんな人生をよーく振り返ってみると、それはすべて自分が導き出したものだということが分かります。今は谷。齢58。もうひと暴れするのに、充分な人生の残りの時間があると思います。

Trackback URL

コメントをどうぞ