ワンピースな世界 マリンフォード編の大義 vol.1 「エースの公開処刑」

世界政府の拠点マリージョアはグランドラインの中間地点、レッドラインにあります。その近くにマリンフォード(三日月な島)海軍本部はあります。ここで「白ひげ海賊団」2番隊隊長(16番隊まである。4番隊隊長サッチは黒ひげに殺された。後任未定)ポートガス・D・ルフィの公開処刑が行われようとしている。罪状は明らかではないが恐らく海賊行為で指名手配だったんだろう(勿論、懸賞金額も不明)。なんと、このエースに今まで明かされなかった大きな秘密があった。エースの父は今まで、そう思われてきた革命家モンキー・D・ドラゴンではなく、あの海賊王ゴール・D・ロジャーだったのだ(通常、主人公に起こる現象なのに)。エースは、元部下で悪魔の実「ヤミヤミの実」を手に入れるためサッチを殺害した黒ひげこと、マーシャル・D・ティーチを追っていた。グランドラインのバナロ島で、やっと黒ひげを見つけるが、逆に黒ひげに敗れ、海軍に引き渡される。黒ひげの能力は闇を操るのだが、厄介なことに、能力者の能力まで吸収してしまう。エースは弟(一緒に育っただけで本当の弟ではないが)を黒ひげが狙っていることを知り、その場を回避することが出来なくなった。そして、黒ひげに敗れ、海軍に引き渡される。(黒ひげは、欠員の王下七武海へとのし上がる。)
公開処刑が行われる理由は二つある。世界政府を脅かす新世界(後半のグランドライン)の海賊の最強勢力四皇の一人、白ひげこと、エドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団の誘き寄せ、および、壊滅。そして、世界政府・海軍にとって将来最大の脅威となるであろう海賊王の子エースを処刑することにより、海賊たちへの見せしめと将来の危惧の芽を摘むことにある。正に、一石二鳥。
グランドラインを旅することが、ワンピースの物語とすると、丁度、今、半分。(後、何年ワンピースが続くかは別問題だが)
前から、ドンキホーテ・ドフラミンゴの言う強いものだけが生き残る新時代がやってくることは語られていた。間違いなくその新時代はこのマリンフォード編がどんな結果であろうが、やってくる。時代は確実にウネリ始めているのだ。
これって、今の日本?

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