新シリーズ 決算書の見方 vol.0

はじめに
利益を追求するのが、企業です。いくら売上が上がっても、利益を出せなければ、会社をやっていく価値はありません。ところが、実際は、赤字の会社の方が多いんです。それでも、会社をやっていけるのは、お金を貸してくれるところがあるからです。赤字や貸し倒れで、損失を会社が蒙っても、「痛い!」なんていいません。お金さえ回っていれば、なんとかなります。でも、ものには終わりがあります。これが、倒産です。終わりがありますので、外から見て、その見極めが大事なんですが、当事者達は最後までがんばりますので、なかなか判断が難しいです。勿論、今まで一生懸命働いてくれた社員の生活がかかっているのですから、当然ではあります。でも、今度はこっちにダメージが来ちゃいますんで、やっぱり見極めなければなりません。決算書は、都合よく作ろうと思えば作れます。上場企業でなければ、罪も軽いので、会社を守るためにいろんな事をやっちゃいます。要は、金を貸してくれるところに納得してもらえばいいんです。これを見抜くのがこの「決算書の見方」です。なんちゃらの肩書きのある人が書いた本ではそこまで解りません。僕も銀行員でしたので、多くの決算書を見ていますが、銀行員時代に解らなかった事が自分が企業の経理・財務を、つまり実務を積んで、初めて解った事が多かったです。
いろいろ段階はありますが、営業マンが簡単に分析出来る手法(Aコース)と経理・財務担当者向けの分析手法(Bコース)、ある程度手の込んだ決算書の見方(Cコース)までやってみたいと思います。先ずは、総論から。
予定 次回 貸借対照表は会社のプロポーション! 

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