中学受験 日大プレテストが実施されました。 まず算数!

当塾からも、日大プレテストを数名受けました。
傾向や内容について考察したいと思います。算数は本試験と傾向は一緒。
最初の計算問題5問。整数の四則計算。分数と小数の四則計算。面積の単位問題。計算の工夫。またまた分数と小数の四則計算。(意外と単位が解っていない子がいます。色々覚えるより、1a=100㎡の基本を認識し、その場で組み立てられるようにしましょう。計算の工夫では、÷もくくれること、÷×の順序の入れ替えが出来ることを理解しましょう。
第2問は広く勉強の基礎を解くものです。対角線・約分・比・約数・比重・順列・差集め算・植木算。
(比重はそれを知らなくとも、水なら900g-400g=500gが400gなので、4/5に気がつけば求められます。)
ここまでは、難しい問題ではないので、基本をしっかりです。難易度★★

第3問からは本格的応用問題です。第3問、ヒストグラム。速さの問題はこの傾向が強いです。はやりです。基本しっかりです。難易度★★

第4問、体積です。ななめに切ってますが、(1)の元の形がヒント。元の形の1/2で解けます。難易度★★

第5問、円と四角形の面積。長さが2倍の図形、面積4倍を知らなくても、地道な計算で解けます。思考問題で、解れば瞬速解答。それがベースの十字内の円の移動。真ん中に隙間ができることを見抜けないと解答できません。そこは難しいです。難易度★★★

第6問、日大得意の(1)ヒントで(2)を解く。四角形の内角の和360度がポイントです。難易度★★

第7問、平均算と見せかけて、思考問題。平均点に人数をかけると整数に気がつけば瞬速解答。難易度★★

第8問、表面積の問題。表面積は展開図を書くが基本。ルートや三角関数を使うと計算で出せる問題。小学校ではやってない!ちょっと待て!これ展開図だと正方形?!12×12で終わり。難易度★★★★

日大が望む生徒、解りました。思考能力の優れた子。入学して、力の発揮出来る子。日大プライドの難問がありません。
僕がいつも言っている、問題をいっぱい解くより、一問にじっくり取り組む姿勢が大事。
図形問題、4・5・6・8。やっぱり多いです。
基本をしっかり、第1問、第2問でがっちり得点か、算数力で図形撃破か、お子さんを見極めましょう!
次回、理科(難問だったようです。)と社会。

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