中学受験 大手塾と私塾

自分のお子さんの可能性は無限大です。その無限大の可能性にチャレンジしたくなるのは、小さいころから、お子さんを見てきたご両親にとって当然の方向性です。どこまでチャレンジ出来るのか?そう思ってしまうのは世の常です。ここに、以前、ブログでも紹介したY君のことを話したいと思います。Y君はとっても優しくて、親の言うことなど逆らうことはありません。むしろどう応えるかと考えています。Y君の成績は徐々に落ちて来ました。そこで、僕に相談してきました。僕の尊敬する吉本笑子先生は言います。暗記でここまで来た子の成績が落ちてくるんです。大量の問題に3・4年生は耐えて来れたのに、5年生になるとぐんと考える問題が増えてくるのです。成績は段々下がります。早速、その5年生を教室に呼んで何が原因なのか探ってみました。一番好きだという社会をやってみました。歴史エピソードに目がランランと輝きます。この目を理解しないと彼のありようが見えないのです。
彼に喜びを与えてください。親のためではなく、自分のためだとしっかり解るよう指導して頂きたいのです。
子供が親のトラウマから解放されたところから、個の能力が開花するんです。
大手塾に不向きな子が親の期待で葛藤するのは、見るに堪えがたいものです。
是非、感違いしないでいただきたいのです。可能性の限界を知っている人間は、無謀な選択をしないことを。もし笑顔が取り戻せるとしたら、それは、ご両親がプライドを捨て、お子さんの目線で世間が見えてくることなんだということを。
大手塾はただ単にこのことを成績不振と言います。よくある勉強しているのに成績が落ちると言うことを、勉強不足というんです。
お願いですからこの子を、勉強のデフレスパイラルに陥れらせないようにしていただきたいのです。
勉強は楽しいものなんです。そこを見失うことは、お子さんの成長をどれだけ阻害するか知ってほしいのです。
Y君の笑顔は、今も忘れません。その日、僕は、ご両親との対話を求めました。でも時間には来られなかったのです。その後のメールは、僕が両親を誤解している。いい中学に入って欲しいとは言っていないと。僕は誤解などしていません。
彼の合格を、心から願う者です。

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