歌のコンクールでの失敗(音楽な日々 vol.2)

5年生の時、学校で鼓笛隊が結成された。たて笛の試験があり、僕は選ばれた。すべて5年生で確か30人ほどだった。釧路市で赤十字の記念大会があり、期間も無かったことから、毎日、猛特訓だった。僕は笛が大好きで、一番上手いと自認していたが、指揮に回った。左利きの僕にとって右手で操らなければならない長い棒に悪戦苦闘することとなった。担任の先生は鼓笛隊を指導していたが、合唱部も見ていた。先生に誘われ、合唱部にも所属する事になるが、市のコンクールへは、ソロで参加することになった。「アマリリス」を歌い5・6年生の部で3位だった。6年生になり、赤十字の大会があり、釧路の街中を練り歩いた。他の学校の指揮の子は上手で、自分は右手が長い時間使えないので、しっちゃかめっちゃかで、惨めだった。その後、鼓笛隊は、後輩に引き継いだが、歌のコンクールは、出る事になった。僕の歌う歌は、確か「みんなで地球儀回そうよ」に決められた。後半の高い音が時々出なくなるので、あまり好きではなかったが、どうやら優勝候補2・3人に入っていたようだ。プレッシャーに弱い僕は、気にしすぎて、本番でその高い音が出なかった。声が裏返って、すっとんきょうな声になりそこで歌を止めてしまった。後は泣きっぱなし。一緒に参加した同じ学校の子が優勝した。表彰式で大会委員長が、「途中で止めた子がいたが、最後まで歌って欲しかった。充分優勝を争えた。」と。誰の事かすぐ解った。それでも、5位だったが、合唱部は止めてしまった。人前で歌うのがいやになった。その後、もっぱら、聞き手に回ることとなる。
ラジオの深夜放送が始まった。釧路は電波がよく、深夜、東京の殆どのラジオが聞けた。
to be continued

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