この夏で変わる!中学受験合格への道 vol.1「難問、大谷の社会」


大谷の社会は、高校入試並み、もしくはそれ以上と言われています。公民分野を取り上げてみました。
さて、第一問、司法権の独立に関する憲法問題です。んー、いきなり難問!
憲法を見ますと、76条は「司法権・裁判所、特別裁判所の禁止、裁判官の独立」となっています。
司法権は最高裁判所と下級裁判所(高等・地方・家庭・簡易)のみが保有する権限です。
ここでは戦前あった軍法会議などの特別裁判所の設置を禁止しています。
戦前はこれらの特別裁判所から最高裁(戦前は大審院)に訴えることが出来ませんでした。
したがって、現在は最高裁が唯一の終審裁判所になっています。
但し、3権(司法・立法・行政)の互いの牽制として、国会での裁判官弾劾裁判所の設置は認められています。答 最高、特別、終審
第二問 裁判員制度についてです。裁判員は無作為で選ばれます。僕のようにやりたいからと言って、やれるものではありません。そしてその裁判は殺人などの重大事件に限られます。事件ごとに6人選ばれ、裁判官3人と9人で判決を下します。さらに裁判員になった人は出頭義務と守秘義務を課せられます。
答 ク(無作為に、特定の刑事事件、守秘義務)
問3 検察審査会は小沢一郎議員で話題になりました。国民審査は一昨年の衆議院選挙でありましたが、まだ罷免された最高裁の裁判官いません。制度そのものに疑問を持っている私はいつも、全員×を付けます。刑事事件において、被害者が法廷で直接質問することは認められています。
さて、法廷でのメモは1989年の最高裁判決です。完全に認めた判決ではなかったのですが、妨げるものではないとして、判決が出されたので、各裁判所からメモ禁止の掲示が消えました。
答 イ
問4 80条では下級裁判所の裁判官は最高裁判所の指名した者の名簿により内閣でこれを任命するとなっています。法曹人口を増やす動きは10年ほど前から行われている。冤罪は昨年DNAの鑑定の間違いの「梅田事件」で話題となりましたね。再審が認められています。また裁判の迅速化も法整備が進められています。
答 ア
問5 司法権に関する問題。法律が憲法に違反していないかを判断する違憲立法審査権が認められています。戦前はこの権限を認めていませんでした。また臣民(国民)の権利も天皇主権のもと、制限されました。ここは違憲立法審査権が最高裁だけのものではなく、下級裁判所も憲法判断が出来るが正解です。
答 ア
どれも、大学で法律を学んでから受験したほうがいいようです。
この夏、志築塾の6年生の夏講の社会では、公民も取り扱います。法学部出身ですので、多少は詳しく説明できると思います。難問の大谷の社会に一緒にチャレンジしましょう。

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