中学受験は必要か? 「中学受験は時代の趨勢」を敢えてもう一度検証。

北海道はまだまだ中学受験が定着していません。7%と言われる受験割合が上がってきていません。
中学受験否定派の親御さんや塾も多いようです。
あらためて、中学受験否定派の意見に反論したいと思います。
某否定派の塾長の反対理由が次の2点です。(学校の所在地が遠いのも理由のようですが、それは普段の帰宅後の勉強時間が減るが理由のようですが、塾の発言とは思われないので、敢えて反論はしないことにしましょう。)

1、小学校の成績が良かったからといって、本当に実力があるのか?
2、実力があったとしても、中高一貫のカリキュラムは過酷すぎないか?

1、中学受験は、小学校でやっている勉強とはかなり開きがあります。学校の成績がよいだけで中学受験する子はほとんどいません。ほとんどが塾を経て受験しています。模試などを受け、合否可能性の判定をしてから、実力に合わせて受験するのです。もし塾や家庭教師や通信添削なしで合格したなら、それこそ大変実力がある子といえるでしょう。(そんな子も実際いますが、相当優秀なようです。)
ただハチマキ絞めて暗記中心の猛勉強。なんとか合格。合格すればなんとかなるは間違いで、思考力をしっかり養わなければ公立であろうが私立であろうが着いていけなくなることもあるのです。
2、次に私立の中学の進み方が早いのではないかという問題です。実際、中3で英語が半年。数学で一年、早いようです。つまり高校の勉強をそれだけ早く始めるのです。英語は決して早くないです。半年くらいは、高校受験のない子たちにとって、大した負担ではありません。生徒から特に文句は出ていません。でも、確かに数学は早いです。このスピードに置き去りにされると取り返しがつかなくなることも事実です。当たり前ですが、置き去りにされないためには、しっかり勉強することです。ゆっくりであればいいのではなく、頑張って勉強しなければ、着いていけなくなるのは、公立も私立もおんなじです。
むしろ、中高の数学を体系的に学習する方が数学力は着実に着いていくのです。実際、頑張って勉強した子(当塾の子)に成果が見られます。
中学受験否定派のもう一つの理由が精神的未熟さです。確かに、精神的に未熟な子が多いです。特に少子化の中では未熟な子を育ててしまいがちです。ところが、中学受験体験でがらっと変わるんです。合格と不合格のハザマで、色んな体験をし、心が成長するのです。中学生活が楽しく思えるのは、その厳しい体験を経て、見えてくるものが、大きく変わってくるのです。早すぎないのです。その重みが実はそれからの成長の鍵を握るのです。
僕のところの今年合格した小学生。実は、みんな継続して当塾へ通塾しています。いっぱいの成功体験がそうさせてると思いますが、もう一つは、ここが楽しいからにほかなりません。学ぶことの楽しさを知った彼らが続けて塾に来たいというのは至極当然かもしれません。
どうして高校受験が中学受験より優先されるのか、僕には理解できません。

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