中学受験 「9月から公立対応の授業始まります」ー4年生以下対象ー

春から対応研究してきた公立対応のプロジェクトを立ち上げました。4年生以下で「公立受験コース」、ないし「併願コース」の生徒さん(現在公立を目指している子が9名在籍)向けに、9月から通常授業のほかに、公立対応の「適性検査演習」を行います。
『適性検査Ⅰへの対応』
国語では文章の読み取りをもとにした記述式の文章問題。表・グラフ・イラストなど資料の読み取りをもとにした記述式の資料問題。それらをベースとした、自分の意見を述べる作文(論文)問題。これらによって、読解力だけでなく、記述力を身につけるよう挑戦します。
社会では主にあたえられた情報・状況などを把握・分析する情報分析力を身につけるよう挑戦します。
『適性検査Ⅱへの対応』
算数では、思考の過程を重視し、課題解決のために必要な要素を自ら発見し、また、それを状況に応じて取捨選択できるようになることに挑戦します。
理科では科学的方法を系統的に学習することで、「理科的読解力」を身に着け、活用できるようになることに挑戦します。
実はこれらは僕が以前から主張している「基礎力」と呼んでいるものなんです。これらの能力は、中学・高校と進んだ時に成績を伸ばす能力なんです。最近はむしろ算数力主体だった私立中学が説明会などで読解力・文章力を中心とする国語力の必要性を強調するようになりました。
ただ、このような能力を養うには相当、時間がかかります。合格のハードルが高い以上、早め早めの対応が必要だと思っています。
現在、講師の科目別専門化も検討中です。いよいよ公立対応の授業が始まります。

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