中学受験 「光星の入試問題2ー算数」 今年からかなりやさしくなりました。でも、平均点が・・・。

光星の算数はかなり難しくて定評がありましたが、今年からぐんと易しくなりました。平均点も60点を超えています。
理由は昨年までだと平均点が20点台で、できる子できない子の差があまりつきませんでしたが、今年のように易しくすると、算数の得意な子・不得意な子の差がつき、選抜が容易になることを挙げていました。
付け加えると、僕の考えですが、「小学校の成績はいいが、塾へ行っていない子」や「塾へ行っているが受験塾ではない子。」などすそ野を広げることにつながると思います。また、広がりを見せる公立中学熱の子を一定私立に向けさせる役割も果たすのではと思います。
ただ、この傾向は従来あったお試し受験としての意味合いが薄れることにもつながり、北嶺などを目指す子にとって、滑り止め的傾向のみが強くなるのではと思ってます。
光星第一志望の場合、問題が易しくなることで、勉強内容も基礎重視の勉強に代わってこざるをえないでしょう。ウエートも国語と理社重視にならざるを得ないと思っています。ただ、上位校の受験を考えている子には、どうしても、算数重視の傾向になることで、勉強のさせ方、テキストの選び方など、多少問題点を持つことになると思っています。

さて、光星の算数です。純粋な計算問題は3問です。比較的易しい問題。基礎応用(ほとんど計算問題に近い)が7問。ここまでで、50点獲得できます。
第2問は定番の仕入れと定価と値引き問題。シンプルな基礎問題なので落とせないところです。
第3問は解き明かす問題。読み解く力と考える力が必要です。
第4問は線分図を使うと比較的易しい問題です。
第5問は正方形の折り畳み問題で、角度を求めます。
第1問で50点。第2問以降で問1を確実にゲット出来れば、確実に70点取れます。
(*志築塾では光星第一志望の子には、基礎重視のテキストを使用し、志築先生お得意の理科社会で得点を大きく伸ばすよう指導して行くつもりです。他校併願の子は従来通り、アドバンス重視で臨むつもりです。)

2月10日の光星説明会ではその辺も駒井先生に聞いてみたいところです。

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