中学受験 「公立中高一貫の選抜方法」と志築塾の対応

全国的に見ると「調査票」、「面接」、「作文」、「適性検査」のようです。
調査票は小学校の成績と学校での活動を記入するもので、小学校の先生に書いてもらうものです。
リーダーの素養をもとめていますので、児童会での活躍はおおいに評価されるでしょう。
また、ある競技での全国大会出場やイベント出場は、個性豊かな子が求められる生徒像なので、重視されるでしょう。
勿論、そのような派手な活躍ではなく、地道に取り組んでいることやほかの人のためになる活動も評価されると思います。
また、主要科目(国・数・理・社)での「大変よくできました」の数(学校格差が大きい場合見ないケースもあります。)と生活分野での「大変よくできました」の数は重視されるでしょう。

面接は私立受験以上に重視されると思います。自分の意見をしっかり持っていることや、話す力を見ています。
たとえば将来なりたい職業が「医者」だとします。「父がやっているので」では不足です。
「将来、医療が進んでいない国へ行って病気の人を助けたい。」「無医村で簡単には医者にかかれない人たちを救いたい。」などもう一歩踏み込んだ内容が必要でしょう。
当塾では、作文講習の中で、将来なりたい職業や社会貢献などを聞かせてもらっています。
明確なものがある方がいいでしょう。

作文は7割の学校で実施しています。
単純に作文を課しているところや適性検査で文章を書くところに分かれます。
昨秋から作文講習を始めましたが、かなりできる子でも、作文で手こずるケースがあります。
小学校での作文教育の軽視が文章を作れないにつながっていることは間違いないようです。
日記や親子文通などを進めているようですが、なかなか難しいと思います。
作文テキストが一番効果的で、現在、当塾でも使用しています。

適性検査はほとんどの学校が行っています。
国語重視のものと算数的思考力重視のものに大別されますが、知識より、考える力と表現能力が問われているようです。
当然、普通の問題と違いますので慣れておく必要があります。
開成模試はその意味でいいのかもしれません。
ただ、通塾さえしていないお子さんにとって、違和感のある試験ですので、衝撃を食らうかもしれません。
当塾では月1回の答練を授業で行っています。

また、読書はすべてにおいて必要不可欠なものです。どんなものでもいいですから、読書を心がけるようにしましょう。
当塾では「志築文庫」を設けています。数は少ないですが、小学生に人気の本を中心に用意しています。

3年生(もちろんどの学年からでも対応します。)からでも、公立対応のために、週1回、通塾してみませんか?

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