ワンピース論 vol.4 各々の目的と過去

ワンピースが絶対面白い訳は泣かせてくれること。
ルフィは子供の頃、山賊に海に蹴落とされ、海王類に食われそうになったとき、シャンクスに助けられるが、シャンクスは片腕を失う。シャンクスは自分の麦わら帽をルフィに渡し、いちか届けに来いと言う。その10年後、ルフィはその目的を達するため、そして海賊王になるため、一人で海に出る。
ゾロは子供の頃、女剣士くいなと剣術の稽古。勝った事がない。くいなは突然病死。ゾロは涙をこらえて、くいなの夢でもある世界一の剣豪になるため旅立つ。
ウソップは病弱のお嬢さんカヤに毎日嘘の”冒険談”を語って聞かす。
執事のクラハドール、実は、カヤの財産を狙う海族”クロ”。ルフィ達がクロを撃破。ウソップはシャンクス一味の狙撃手ヤソップが父。勇敢な海の戦士を目指して、仲間に。
サンジは幼い頃、ゼフと孤島に取り残される。ゼフは食料を全部サンジに与え、自分の片足を食って生き延びる。ゼフの開いた海上レストラン「バラティエ」の副料理長に。サンジは、世界中の魚が集まるオールブルー目指して海へ。
ナミは育ての親ベルメールを魚人アーロンに殺されるも、村を救うため、海賊専門の泥棒になってアーロン一味に。ルフィがアーロン撃破。ナミは世界地図(海図)を作るため、仲間に。
チョッパーはヒトヒトの実の能力者で青っ鼻のトナカイ。ヒルルクに心を開くも、ヒルルクは死ぬ。最高の医術をDr.クレハに叩き込まれる。ルフィ達に心を開き、船医に。ルフィはクレハが打ち上げたヒルルクの桜を背に海へ。
世界中の科学者が集うオハラは秘密裏に空白の100年の研究。そこでニコ・ロビンは8歳で学者に。世界政府のバスターコールで島ごと攻撃されオハラは地図から消えた。親友サウロの言葉にクザン(青きじ:後の海軍大将)はニコ・ロビンだけ逃す。8歳で賞金首になったロビンは逃れ逃れてクロコダイルの下へ。ルフィに助けられ、ネオポーネグリフを解読し、最果てのラフテルへ導くため、仲間に。
フランキーことカティ・フラムは世界一の船大工トムさんに船作りをウォーター7の市長と共に教えられる。トムさんは海賊王の船を作った罪で、死罪に。でも、海列車を作ることで、10年の執行猶予。完成したが、スパンダムの妨害で再び刑を言い渡され海列車で連行される。トムが書いた古代兵器ポセイドンの設計図はフランキーの手に。フランキーは捕まるがルフィに助けられる。賞金首となったフランキーは自分の作ったサウザントサニー号と共に海へ。
骸骨ブルックはルンバー海賊団の音楽師。ふたご岬にくじらのラブーンを「待ってろ!」と置いてきた。その後海賊団は敵の毒で全滅。よみよみの実の能力者のブルックだけ生還。ただ、霧にさまよい亡骸を発見するまでに、骸骨に。ラブーンに正面から会うために一味に加入。
必ず仲間の過去は明らかになるが、泣ける。
こんな漫画があったろうか?未だに、ベルメールとナミ、ゼフとサンジ、チョッパーとウルルク、ニコロビンと母ニコ・オルビア等など、別れのエピソードは思い出しただけで涙が出る。
日本の喜劇は元々人情物と称して、笑いあり涙ありであった。藤山かんびの喜劇もそうだった。
この笑いあり涙ありだからこそワンピースは面白い。

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