‘決算書の見方’ カテゴリーのアーカイブ

2009日記38(2/26)

2009 年 2 月 26 日 木曜日

ブログの「明日の建設業」は一旦、中止しました。(過去のも消しました。)3月中ころから、もう一つのブログ、経営塾を立ち上げる予定です。そちらの方に、最初から、練り直して書くつもりです。あしからず。
なかなか、ブログに対するコメントがありません。見てくれている方は多いようですので、ぜひ、コメントしてください。お願いします。
ワンピースと映画ばっかりで、すみません。趣味は結構広くて、スポーツも野球のみならず、サッカー、相撲、かなり詳しいです。
音楽、絵画、勿論、映画、結構詳しいです。政治、経済は、元々、仕事にも関係していたので、話題は豊富だと思います。ぜひ、ぜひ、コメントくださいね。

明けましておめでとうございます。

2009 年 1 月 1 日 木曜日

今年は4日が日曜日で、平年よりゆっくり出来るお正月ではないでしょうか。札幌は天候大荒れの年末でしたが、31日夜半には、雪・風も止み、穏やかな正月を迎えることが出来ました。早速、カウントダウンお宮参りに行ってきました。この地区の神社は北海道神宮ですので、そこに行って来たのですが、さすが、神宮、凄い人出でした。厚着をして、寒さ覚悟で行ったのですが、あったかくて、ゆっくりお参り出来ました。おみくじは、吉。(いつも、ほとんど、吉か小吉なんです。)「気の合う人と、楽しく仕事をすること」だそうです。どんな今年が待っているのか解りませんが、なにしろ一生懸命やるつもりです。
さて、昨年後半から、日本はサブプライムローンに端を発した全世界的不況の影響で、経済情勢、雇用情勢の大変厳しい時代となりました。当面、好転する材料がない中で、国の対策が待たれるところですが、官庁におんぶにだっこで無策の自民党、選挙一辺倒の民主党。政治に期待するのは残念ながら無理のようです。恐らく今年も、自分で自分を守る以外方法はないのではないでしょうか。4日から始まるNHK大河「天地人」の直江兼続は主君上杉景勝が会津120万石から米沢30万石に減封された後、家来の首を切らず、殖産興業や鉱山開発に努め、2倍の収入に高めたそうです。安易に失業者をいっぱい作るのは得策とは言えません。むしろ、個々の自覚の下に経営を前に進めていくことが時代を切り抜ける最善策なのではないでしょうか。社を興し、地場トップ企業まで育てた社長が言ってました。「不景気の時に儲かってこそ商売だ。」と。その気力が困難を乗り越える最大の武器なのかも知れません。不景気だからこそ必要なこと、不景気だからこそ発想できること、必ずあります。明日から世の中の皆が給料が下がり、皆が失業するわけではありません。収入が増える人は少ないでしょうが、そんなに下がらない人はいっぱいいるでしょう。消費感は低下するでしょうが、消費を喚起するのは可能なのではないでしょうか。その消費意欲を生み出す発想力がきっと勝敗を分かつでしょう。弱気になって元気をなくした者から退場することになるんだと思います。
 みんなで体に気をつけて、がんばって今年を良い年にしましょう。

今年一年、がんばっていきましょう!!

よいお年を!

2008 年 12 月 31 日 水曜日

12月に入って、ブログをいったん休止。読者の要望に答え、再開したものの、精神的に落ち込みが激しかったのと、体の調子が悪かったので、休みがちになってしまいました。ブログ開始前に、書き溜めたものがかなりあるんで、それを載せようかと考えましたが、今の気持ちでは書いてないので止めました。
来年は新しい気持ちで、ブログ、やりたいと思います。
受験生をお持ちのお母さんはじめ、お子さんの将来や勉強に悩んでいる方は、是非、メール等頂ければと思います。
来年が皆さんにとって良い年でありますように、祈念いたします。

暫く、ブログをお休みします。

2008 年 12 月 12 日 金曜日

12月で、会社を辞めることになったので、暫くは、仕事探しします。

貸借対照表は会社のプロポーション(決算書の見方vol.1)

2008 年 11 月 4 日 火曜日

決算時に作成される主な諸表は、「貸借対照表」と「損益計算書」と「株主資本等変動計算書」です。
先ず、「貸借対照表」は、その時点(通常、決算末日)での会社のスケルトンな全身図です。太ってるのか、やせてるのか。バランスが取れているか、偏っていないかなど、会社のプロポーションが解ります。ただ、断面図なので、全てが解るわけではありません。
また、「損益計算書」は、期間の売上と儲かったかどうかが解ります。でも、会社のお金がちゃんと回っているかは、これだけでは解りません。企業活動の分析は、先ず、この2つの諸表の分析から始まります。次が株主資本変動計算書です。従来、自己資本と呼ばれていたもので、純資産を2期比較し、作られる株主のための諸表です。増資・株価の上昇・利益の計上などにより増え、逆に、配当・役員賞与・自己株の増加・損失の計上などにより、減ります。
先ずは、「貸借対照表」を大雑把に説明します。貸借対照表は、左の借方と右の貸方から、出来ています。借方は、資産で、貸方は、負債と純資産から出来ていて、資産=負債+純資産となります。
通常、資産>負債 つまり純資産がプラスですが、資産<負債 つまり純資産がマイナスである状態を「債務超過」といいます。全く株の価値がないと言うことです。死に体の企業と言えます。また資産>負債でも、資産-負債<資本金以下の会社も殆ど、死に体と言えます。会社のプロポーションから言えば、立って歩けない状態です。
ここまでは、単純な数字の比較ですから、見れば誰でも解ると思いますが、一様、説明して置きます。
これから、色んなプロポーションが出てきますよ。お楽しみに!
 

新シリーズ 決算書の見方 vol.0

2008 年 11 月 3 日 月曜日

はじめに
利益を追求するのが、企業です。いくら売上が上がっても、利益を出せなければ、会社をやっていく価値はありません。ところが、実際は、赤字の会社の方が多いんです。それでも、会社をやっていけるのは、お金を貸してくれるところがあるからです。赤字や貸し倒れで、損失を会社が蒙っても、「痛い!」なんていいません。お金さえ回っていれば、なんとかなります。でも、ものには終わりがあります。これが、倒産です。終わりがありますので、外から見て、その見極めが大事なんですが、当事者達は最後までがんばりますので、なかなか判断が難しいです。勿論、今まで一生懸命働いてくれた社員の生活がかかっているのですから、当然ではあります。でも、今度はこっちにダメージが来ちゃいますんで、やっぱり見極めなければなりません。決算書は、都合よく作ろうと思えば作れます。上場企業でなければ、罪も軽いので、会社を守るためにいろんな事をやっちゃいます。要は、金を貸してくれるところに納得してもらえばいいんです。これを見抜くのがこの「決算書の見方」です。なんちゃらの肩書きのある人が書いた本ではそこまで解りません。僕も銀行員でしたので、多くの決算書を見ていますが、銀行員時代に解らなかった事が自分が企業の経理・財務を、つまり実務を積んで、初めて解った事が多かったです。
いろいろ段階はありますが、営業マンが簡単に分析出来る手法(Aコース)と経理・財務担当者向けの分析手法(Bコース)、ある程度手の込んだ決算書の見方(Cコース)までやってみたいと思います。先ずは、総論から。
予定 次回 貸借対照表は会社のプロポーション!