2010 年 10 月 のアーカイブ
中学受験 中学受験 日大プレテストが実施されました。 社会と理科
2010 年 10 月 30 日 土曜日社会は比較的、難しくはない問題でした。ユニークな歴史新聞、笑えます。
法隆寺=聖徳太子、天台宗=最澄、足利義満=勘合貿易、徳川家光=キリスト教の禁止、豊臣秀吉=太閤検地、聖武天皇=大仏、銀閣寺=書院造、と基本が続きます。更に、東方見聞録(マルコポーロ)が元寇の理由と理解していれば解ける問題。
日米和親条約。下関条約。五か条の御誓文、大日本帝国憲法、サンフランシスコ条約。下田の位置が伊豆半島は、なかなか分かりずらいかも知れません。
沖縄問題が出された難問は時代のトレンド。普天間移設など解答は色々。騒音と答えた子も一理ありなんです。
次は食糧自給率問題。深刻です。畜産業の問題など日本の自給率問題です。
出ました!世界地理、ヨーロッパ。比較的、常識問題。
次の日本国憲法も、基本をしっかりで、問題ありません。
これに比べて、理科は難問揃い。生徒さんもまいってました。
先ずは生物。あさがおやいねの受粉。風媒花と答えていいんでしょうか?
自家受粉を問うているんでしょうか?
人体、タンパク質の消化。ここまで詳しくしっていなければならないのでしょうか?
天体が3.4。基本理解の子とうる覚えの子、差が出ます。
化学。塩酸水じゃじゃなく塩酸が、ポイント。
次が酸化銅。高校受験か?等速直線運動。
そして、滑車。これはむずい!理科の得意な受験生をがっくりさせる問題です。
難し過ぎの理科でした。
当塾のテキストが多いに役立つ、理科・社会でした。但し、今回の理科は欄外の小さな記述まで見逃さないことが重要でした。作った先生に、ん~、ちょっと疑問。
中学受験 日大プレテストが実施されました。 まず算数!
2010 年 10 月 28 日 木曜日当塾からも、日大プレテストを数名受けました。
傾向や内容について考察したいと思います。算数は本試験と傾向は一緒。
最初の計算問題5問。整数の四則計算。分数と小数の四則計算。面積の単位問題。計算の工夫。またまた分数と小数の四則計算。(意外と単位が解っていない子がいます。色々覚えるより、1a=100㎡の基本を認識し、その場で組み立てられるようにしましょう。計算の工夫では、÷もくくれること、÷×の順序の入れ替えが出来ることを理解しましょう。
第2問は広く勉強の基礎を解くものです。対角線・約分・比・約数・比重・順列・差集め算・植木算。
(比重はそれを知らなくとも、水なら900g-400g=500gが400gなので、4/5に気がつけば求められます。)
ここまでは、難しい問題ではないので、基本をしっかりです。難易度★★
第3問からは本格的応用問題です。第3問、ヒストグラム。速さの問題はこの傾向が強いです。はやりです。基本しっかりです。難易度★★
第4問、体積です。ななめに切ってますが、(1)の元の形がヒント。元の形の1/2で解けます。難易度★★
第5問、円と四角形の面積。長さが2倍の図形、面積4倍を知らなくても、地道な計算で解けます。思考問題で、解れば瞬速解答。それがベースの十字内の円の移動。真ん中に隙間ができることを見抜けないと解答できません。そこは難しいです。難易度★★★
第6問、日大得意の(1)ヒントで(2)を解く。四角形の内角の和360度がポイントです。難易度★★
第7問、平均算と見せかけて、思考問題。平均点に人数をかけると整数に気がつけば瞬速解答。難易度★★
第8問、表面積の問題。表面積は展開図を書くが基本。ルートや三角関数を使うと計算で出せる問題。小学校ではやってない!ちょっと待て!これ展開図だと正方形?!12×12で終わり。難易度★★★★
日大が望む生徒、解りました。思考能力の優れた子。入学して、力の発揮出来る子。日大プライドの難問がありません。
僕がいつも言っている、問題をいっぱい解くより、一問にじっくり取り組む姿勢が大事。
図形問題、4・5・6・8。やっぱり多いです。
基本をしっかり、第1問、第2問でがっちり得点か、算数力で図形撃破か、お子さんを見極めましょう!
次回、理科(難問だったようです。)と社会。
ハナンじゃ!7か月の① ハナンの秋・・・食欲の秋!!!
2010 年 10 月 23 日 土曜日志築塾の出来事 vol.1 「うれしい出来事」
2010 年 10 月 22 日 金曜日小学校時代、僕の塾に来ていた子が、今、僕の塾に通ってます。
今日、中間試験の数学の成績を持ってやって来てくれました。ぐんと成績(+30点)上がりました。ここに来て、たった1か月ですが、すんごいです。もちろんその子の頑張りです。でも、
その子が今日、ここに来て、言った言葉が「先生のおかげです。」
これって、最上級の言葉です。うれしくて、久しぶりに日本酒買ってきて飲んじゃいました。
もう一つ、6年生の子。ここに来て、一年と2ヶ月。もうすぐ受験です。今日、彼の目は変わってました。ちっちゃなヒントで、答え、すらすら。知識の泉から、答えを上手に捻出してました。
僕の熱意が伝わったと思える瞬間です。これはいける!あと2ヶ月。大丈夫。きっとやってくれます。僕も、がんバリます。
志築塾情報 「受験中学別受験対策の実施」 光星の算数
2010 年 10 月 14 日 木曜日(22年度)★は難易度
第1問の計算問題は9問。
(1)小数と分数の四則計算(かっこ付き)。0.5を1/2に変換。★
(2)整数の四則計算(0がいっぱいついている)。約分して解くのがベストですが、0の処理ができるのであれば、そのまま計算可。★
(3)分数の引き算(帯分数)。2と3の分母を揃える。★
(4)百分率と単位。(ℓ→㎥)★★
(5)時間の引き算。★
(6)公約数の足し算。余りが出る2数の公約数。余り以下の公約数を除外するのがみそ。★★
(7)長方形の面積(等積移動)。★★★
(8)立体の体積。直方体2個が組み合わさってる。★★
(9)角度。正方形と正三角形の組み合わさった問題。★★
第2問
場合の数;A地点からB地点への行き方。★★
第3問
約数の個数;別の記号を使った問題。★★
第4問・第5問
割合の問題・相当算★★★
第6問
円を含む面積。★★★★
☆光星の算すうは、学校で習う算数が中心です。基礎問題が50点だそうですので、確実に基本問題を解きたいものです。応用問題のところで、面積問題を中心に、色々な受験問題が出されます。ここで出来れば、得意な2・3問を解ければ合格圏です。
☆志築塾では、光星受験生には基本の計算を早く確実に、応用問題は、考えることを中心に、基本を中心にまんべんなく取り組んでいます。
中学受験 志築塾 社会予想問題(1)
2010 年 10 月 9 日 土曜日1)日本の東の端は南鳥島。では西の端の島は?
2)1)の島の北西にある諸島(島々)で、最近、その海域で中国漁船の船長を逮捕したことで中国とトラブルになった島々(諸島)は、何諸島?
3)日本は2)のほかに、領土問題で、ロシア、韓国とトラブッています。それは、ロシアとは、( )領土。韓国とは( )島問題です。
4)沖縄は1972年、日本に返されました。返したのはどこの国ですか。
5)宜野湾市の普天間基地の一部移設で、アメリカと合意している市(場所)は?
ちゃれんじしてみて?
中学受験 「あと100日」 その4 北嶺の社会
2010 年 10 月 6 日 水曜日第1問は地理問題です。
政令指定都市と北海道の都市などが合わさった問題です。
名古屋・浜松・横浜・広島を答えるものです。
北海道は札幌・旭川・函館・釧路・北見の人口と気候。
ほかに昭和新山・白川郷・風力発電・グリーンツーリズムが解答。
難易度★★
第2問も地理問題です。今度は、日本の国土と農業・漁業です。
キーワードとしては南東季節風・対馬(海流)・ユーラシア大陸・オーストラリア大陸・育てる漁業。養殖;松島ーカキ 志摩ー真珠 有明ーのり。日本の自給率(豆類6%、肉類54%で解る。)生産地(りんご、米、)
難易度★
第3問は歴史です。海外との交わりがテーマです。
キーワードとしては、ラクスマン(ロシア人、開港をせまった。)・中尊寺金堂・菅原道真(遣唐使廃止)・鎌倉時代の稲作(二毛作・草木灰)・生野銀山(佐渡・石見・足尾が解れば)・明(日明貿易)・財閥・かな文字(ひらがな)・仏教・徳川吉宗・琉球王国
難易度★★(長文)
第4問も歴史でここ100年の動きがテーマです。
キーワードは、八幡製鉄所・石油(オイル)ショック・五箇条の御誓文・成金・マッカーサー・小村寿太郎(関税自主権の回復)・普通選挙(1925年)
難易度★★
問題5は公民。
民主党・マニュフェスト・ソ連・裁判員制度・総選挙・被選挙権の年齢
など
難易度★
北嶺の特徴は長文。読んでると時間がなくなります。
全体的には、やさしい問題。まんべんなく勉強していれば確実に得点出来ます。
算数や国語と比較して、やさしいです。
6年生の今頃になって慌てて勉強している子も多いです。出来れば4・5年の時から、ちゃんと勉強しておくことが大事です。
中学受験 「受験まで100日」 その3 北嶺の算数
2010 年 10 月 5 日 火曜日第一問 計算問題が4問、各5点なんではないでしょうか?
1、最小公倍数(通分)
2、整数の計算
3、虫食い算(分数と小数の計算)
4、分数と小数の計算
とてもオーソドックスな計算問題です。普通に訓練していれば、解ける問題です。出来れば、この4問は落とせません。
問題2 バラエティ問題で、各4点と思われます。
1、多角形の対角線の数
2、面積(円と四角形の組み合わせ)
3、簡単な数列と割り切れない小数の割り算(四捨五入)
4、面積(折り紙)
5、速さの問題
6年生分野の基礎的問題です。ここまでは、間違わないで得点したいところです。
実は、ここまでで、40点あります。
第3問 集合算と相当算の組み合わせ。設問は4個、20点問題と考えられます。
集合の問題は、図を描いてしっかり分類することが大事です。少し難しいですが、解けない問題ではありません。この問題が出来たら、合格は目の前です。
第4問 これは、点移動の問題です。立体の辺を動く点ですが、(1)は実際、平面の面積問題です。(2)は立体上の平面ですが、比較的簡単です。普段、受験用の難しい問題を解いてる子にとっては、肩透かしな問題です。
第5問 問題を作った先生の頑張りが伝わってきます。でも、解けなくていいと思います。ただ、(1)は頂いておきましょう。円柱の底面積の半径と正方形の一辺が一緒。これは、半径二乗=2は、正方形の縦×横=2と同じ。最近多い問題です。√を使うと簡単に解ける問題ですが、最近の傾向なので、チェックが必要です。
(2)も時間があれば、解ける問題です。正方形の面積の求め方は、縦×横以外に、ひし形と考え、対角線×対角線÷2があります。これがここの考え方です。
ここから回転が加わります。ただ、(3)は対角線が正方形で一番長いので、そこを理解すれば、解けない問題ではありません。さて、(4)は難しいです。異形の立体が登場します。北嶺のプライドなんでしょう。解いてあげない方がいいようです。
お解りでしょう。問題5に全力をつくしても、他ができないと、合格には至りません。
何回も言います。基礎をしっかり!
中学受験 「入試まで100日」 その2 「基礎をもう一度!」
2010 年 10 月 3 日 日曜日札幌地区では、NO.1の北嶺でさえ、60点で、合格なんです。日大はやっと50点が最低点になったと喜んでました。ほとんどの中高一貫校は40点が最低点です。
ここから先は、難しい問題を解くより、基礎をきっちり固めることがいいのではないんでしょうか。
昨日、うちの塾でNO.1の子が基礎的な「つるかめ算」が解けませんでした。そういえば、ここのところ、そんな簡単な問題、やってませんでした。ヒートアップして、どんどん難しい問題をやっていると、実は、簡単な問題が解けないことがあるんです。ど忘れなんですけど、本番ではヒントをくれる人はいません。僕らでも、1年くらい離れていると、忘れてしまって面積図をすぐ描けないことがあります。
難しすぎる問題を何時間もかかって解くより、基礎的問題をしっかり固めた方がいいのではないのでしょうか?
今年の北嶺の最後の問題は相当難しかったです。円柱と直方体をクロスさせ、回転させる、そしてその重なった部分の体積を求めるものでした。出来た子、何人いるんでしょうか?
ただ、解けない問題があると受験が不安になることがあります。僕は、子供たちに24時間、勉強支援を言ってあります。電話・FAXなんでも、OK。まだまだ少ないですが、FAXをくれる子もいます。