2012 年 4 月 24 日 火曜日
今年は中学からのSP創設で、大人気になった立命館慶祥です。190人を超す入学生。
SPは平均点80点以上と北嶺より難関だったようです。
少し問題を分析してみたいと思います。学校選びの一つの参考にして頂ければと思います。
算数。
第1問は計算問題。計算問題が6問と多いのは立命館の特徴。比較的簡単な問題が多いです。日ごろ計算を普通にしっかりやっていれば解けるでしょう。
第2問は基礎応用問題5問。割合が2問。倍数・約数。仕事算。集合。5年時に取り組んでいる問題。これも比較的にやさしいです。ここまでで、44点です。
第3問は面積・体積・表面積。(1)はひし形の1辺を底辺とする三角形がひし形の1/2の面積が解れば秒速で解ける問題。(2)円を4つ重なったものの重なった部分を除く面積問題。4分の1の円と三角形で作る面積を求める基礎が出来ていれば解ける問題。(3)直角三角形に内接する円の半径を求める問題。三角形を円の半径を高さとして3つに分けて直角三角形の面積からその半径を求める問題。どれも、よくある問題なんで、日ごろ基礎をしっかり勉強していれば解けるはず。
第4問は流水算。必ずテキストでやる問題。上り・下り・川の流れの速さが出せれば解けます。
第5問は0.5秒~3.5秒の0.5秒刻みで点滅する7個のライトの問題。考える問題とも言えます。
ただ、4秒後をまめにかいていくと(1)(2)がとけます。(3)は点灯している時と消えている時を足すと
1秒~7秒となり、1~7の最小公倍数420秒が次に全部付く時。(4)2101秒後は2100秒の1秒後で2100は420で割り切れ、全部点灯いているその1秒後を考えれば、すでに答えはでています。
社会も全体的にやさしいです。
問1、(地理)都道府県問題。日本の面積、産業別人口、海岸線と面積、地方の境界。
問2、(歴史)征夷大将軍の初期の仕事、永仁の徳政令、金閣寺、武士の装備と時代、参勤交代の目的、日明貿易、執権。
問3、(歴史)薩摩と長州の人物、明治維新の政策、不平等条約改正のきっかけ事件と改正の外相、相手国。
問4、(公民)少子高齢化の現状と推移。地方税と地方税、子育て支援、国際連合と日本の加盟、国際連合の機関、マークなど。
問5、(公民地理複合)風力発電、ヘリポートなど、身近なこと。
選択問題が多いのは、時代背景と考える力を問うている問題が多く、言葉の暗記は比較的やさしい。
寿都の場所、国連人口基金、第三次産業の都道府県別割合、などは知らないと答えられな問題はあるものの、7割は普通にとれる問題です。
全体的に他校と比べて、やさしい問題が多いと言えます。算数が得意な子は80点は普通にとれますし、そんなに得意じゃない子も、他校の超難しい問題よりはずっと点数が取れやすいと思います。社会もそうです。
親御さんたちが求めているのは、中学へ行ってから個別にちゃんと指導してくれる学校なんだと思います。少数精鋭のSPが人気になるのは当然の結果と言えます。某中学校のように入試を難しくすれば生徒が集まるは、受験勉強する側に負担を増やすだけだと思います。
いつも言ってますが、中学校が欲しい人材は、基礎がしっかりしていて、考える力のある人材です。
志築塾は基礎をしっかり、指導します。・・・続く・・・
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2012 年 4 月 18 日 水曜日
本日、藤女子の本堂広報部長が来塾されました。今年の藤は東大1名、京大1名、一橋1名、北大9名、札医大医学部1名他公立45名や道外有名私立大33名を含む多くの合格者を出し、素晴らしい実績を残されました。今年はCコースが出来て初めての卒業生、注目の進学状況はとてもいい結果だったと思います。
本堂先生は生物の先生で、とても明るくて感じのいい熱心な先生でした。合格者への直接指導の話や大学入試について伺ったり、生徒指導談義に花が咲いたりで、時間を忘れて話をしました。
当塾で、来年も、藤を受ける生徒さんもおり、本堂先生の協力も得て、藤をもっと良く知る企画などを考えたいと思っています。
来年の受験は、Cコースが実績を残したことで、藤の人気も高まるものと思われます。
これからも、藤の情報を載せていきたいと思います。
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2012 年 4 月 10 日 火曜日
3月25日からの春講は、4月8日で終了しました。春講、延べ80講を実施しました。特に新6年生はパーフェクトの参加。今年は、先生3人体制で実施、「弱点克服の春」として実施しました。この春講、頑張った子を一部紹介します。
新6年生は勉強のボリュームがぐんと上がります。Aは、普段、ちょっとさぼりがちな子でしたが、この春、2週間で本講と合わせて25.5時間。ほとんど毎日時間通りやってきて、宿題も毎日きっちり。(特に歴史に重点。ほぼ1回終わりました。)Aには精神的成長を見て取れます。早くも心の階段を一段上がってきました。これからが楽しみです。
Bは、春休み、色々やっていて忙しいのに、春講受講。特に北大の先生との授業を楽しみに、やってきました。こんな時期だから出来る、ちょっと弱点の図形克服へ、頑張りました。
Cは、入塾間もないおとなしい子。この春で追いつくのがテーマ。入塾遅れだったので、アドバンスⅠからの挑戦。春講参加で、通常1年間でやるテキストを、短期間でやり遂げました。特に、社会(地理)を強化。毎日、暗記に取り組みました。実は、前向き、頑張りや。最後は、前向き、頑張りやが勝利を手にします。
Dは新3年生。兄弟受講生の弟。兄が体調を崩し春講を棒に振った分、弟、頑張りました。1日2回、1講3時間もなんなくこなして、日に日に輝きを増すDの目。この春、一番頑張った子になりました。
Eは新2年生。スケジュールの打ち合わせミスで、時間に間に合わずという時がありました。親御さんとTELで今日はお休みにの打ち合わせ。ところがその直後、本人から、ちょっと興奮気味に「たとえ30分でもいきます!」のTEL。Eの声にはやる気満々ムード。結局1時間遅れでスタートも、勉強は1歩先行く、将来、大物の予感!みんなみんながんばりました!
4月には、まとめのテストを予定してます。春講およびこれまでの勉強の成果、期待してます。
今夏の講習会は7月22日頃からの予定です。夏講テキストもありますが、春講のように、弱点克服も予定してます。今年は、マンションの外装工事もなく、昨年のような暑くてうるさい夏講習にはならない予定です。夏講は申込順とします。また4教科は10講、2教科5講の予定です。6月にはお知らせ出来ると思います。多数の参加をお待ちしてます。
*今後の休塾予定日ですが、祝日のほか連続では、5月3日~6日を予定してます。また夏は8月の12日から19日(夏講別途)の予定です。
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