2014 年 4 月 のアーカイブ

中学受験 「北嶺の社会」 偏り過ぎない勉強を心がけよう!

2014 年 4 月 19 日 土曜日

北嶺は昨年から理社のウェート(各50点)が低くなりました。変わって算数・国語のウェート(各100点)が随分重くなりました。特に算数の難易度は上昇傾向にあり、先生がねじり鉢巻きで作ったような難問が出されています。反対に、理社は比較的点数の稼ぎやすい科目になってきています。
さて、26年度入試の社会を取り上げてみます。
分析しますと、比較的3分野(地理・歴史・公民)が均等に近い形で出題されますが、北嶺は、歴史のウェートが50%と高く、逆に公民は15%と低いウェートになっています。これは学校の進捗度合に近いと言えます。また、通常、学校や塾のテキストで学ぶものが大半を占めているのも特徴です。つまり語句をしっかり入れておく(暗記する)ことが必要だということです。ただ、読むのに時間がかかる長文が多いのも特徴です。したがって、読解力が要求されます。国語力をしっかり培うことが社会の難問を多く解くより大事だと言えます。
さて、26年度入試の社会に出た難易度の高い語句では富山県で一番高い山→立山(記述)、アメリカにあって世界最古の国立公園→イエローストーン国立公園(選択)、日本で最も新しく指定された慶良間諸島国立公園(沖縄)(選択)、北欧にあって森と湖の国フィンランド(記述)、アメリカ合衆国の人種のサラダボウル(意味を記述)、新田義貞が上陸を果たした稲村ケ崎(選択)、フランスの人権宣言(選択)、モールス信号を発明したモールス(記述)などでした。
また、日米和親条約や奥の細道や参勤交代や絵踏などのように記述ですが易しい問題が多かったです。したがってしっかり勉強していれば確実に6割以上は取れると思います。
北嶺は算数が難しいと算数にこだわる勉強をする子が多いですが、偏り過ぎない勉強を心がけるようお勧めします。

志築塾は生徒を募集しています!

中学受験 「入学おめでとう!」 君たちの未来を応援します! 

2014 年 4 月 14 日 月曜日

今年は実は過去最大の合格者でした。
藤・光星・北嶺・日大・北星・聖心の6校に進学しています。
特に藤は3人。3年前の日大以来の合格者でした。
今年は北嶺にも入学、藤・日大・光星・立命館のように、学校との連携を深めていこうと思っています。
みんな、本当に合格おめでとう!
少し、メールを紹介します。
F中学合格のHちゃんのおかあさんから
『こんにちは。お忙しい毎日をお過ごしの事と思います。
昨日、HがF中学校に入学しました。
今日から早起きして通学しています。
学校の雰囲気もとても良く、やっぱりF中学校に決めて良かったと、心から思いました。
これからの学校生活とても楽しみです。
本当に今まで、Hをここまで成長させていただきありがとうございました。
感謝しております。Hもいいスタートをきれたので、ホッと一安心です。
先生もお身体に気をつけて頑張って下さい。
これからもブログちょくちょく覗きますね。
かつら先生、はなん君にもよろしくお伝えください。』
N校進学のS君のお母さんからのメール。
『志築先生、かつら先生 こんにちは。
来年の受験に向けて熱心に塾生と向き合い、指導されてる様子が更新されるブログから感じられます。
SはN校に合格後、毎日英語の復習をし、N校から出た課題を頑張ってました(常に活は入れましたが・・)。入学前の実力テストですが、おかげさまで上位の成績でした。
先週の火曜日から実際に通学が始まり、それなりに楽しみながら、しっかり自分で宿題やら復習、予習をしています。始まったばかりでまだまだ油断もできない余裕のなさそうですが、それなりに馴染んで来てるのを帰宅後の止まらないトークから感じられます。
まだスタートしたばかりですが、親子の不安はだんだん緩みだしたような気がします。
こんな学校生活を送ることができたのも、志築塾で子供としっかり向き合い、合格まで導いていただいたお陰です。
私の周りでも今年の受験で結果が残せなかったお子さんの話を何人か聞いております。
少し間違えたらそうなっていたかもしれません。
これからも心からお子様と向き合った志築塾として頑張っていただけたらと思います。
怒ってくれて、一緒に考えて導いてくれる受験塾は他にありません。(本当に塾の門を叩いてよかったです)
今後も何かありましたら報告させていただきます。
では、失礼します。御身体に気をつけて熱心なご指導頑張ってくださいませ。』
僕にとってなによりの活力源です。
これからも、卒塾生も、応援します!

                                 

中学受験 「やる気の起こる時期」

2014 年 4 月 10 日 木曜日

一番質問で多いのが、やる気にどうしたらなるのかということです。
実はやる気を起こす簡単な方法はありません。
それでも、その日はやってきます。
A子ちゃんがやる気になったのは、なんとぎりぎり12月。やっとやっとやる気が出てきました。そこから見違えるように頑張って
試験前日まで来塾してました。そして快挙の受験校、完全合格。

B子ちゃんは、9月某中学プレテストが結果が残せなかったんで、このままではと本人が自らをふるい立ち上がりました。
そこから人が変わったように勉強しました。やはり志望校完全制覇でした。

H君志望校は問題ありませんでした。ところが、学校訪問で、ワンランクアップの学校受験。本気モードがでたのは、9月。快進撃に合格の二文字がついてきました。こんなぎりぎり君でも、やる気次第で合格の2文字が見えてきます。

余談ですが、こんなケースもあります。
算数大得意のU君。今日は算数と言うとガッツポーズ。尻をひっぱたいて不得意社会を取り組ませ、国語・理科は専門の先生を付けました。
結果、なんと、入試で、いつも80%以上の算数が5割を割り、国語が6割、社会理科が7割。見事合格しました。

逆のケースもあります。
社会科得意のK君は、K中学が本命だったのですが、H中学受験が、秋になって本命になりました。H中学は算数・国語重視。算数苦手のK君には、厳しい戦いでした。5年次より算数強化のH大医学部生を付けましたでも、一進一退。それでも、60%はたびたび超えるようになりました。(科目間のバランスは勝敗を決します。)口酸っぱく、算数以外の取り組みを促しましたが、周りの期待もありH校受験に集中しましたが、結果はついてきませんでした。予想できたことを親御さんにもっと強く言うべきだったと反省してます。

やる気問題から少し離れてしまいました。行きたいという強い気持ちが、やる気を起こさせる一番の原因です。
学校訪問を通じ、しっかりとした未来ビジョンを持たせるようにしたいものです。
自分が決めたないしは望んだことは、ちゃんと自分へのプレッシャーとなり、まっすぐ受験を見つめるきっかけとなります。
是非実行願います。

志築塾は中学受験の皆さんの検討を祈ります。

中学受験 「今年の4年生」 最強!

2014 年 4 月 9 日 水曜日

A子ちゃんは、1年から参加。小学生では最長老。7秒以上黙っていられない彼女は、抜群の成績で3年生を終えました。
学校の成績がいいばかりか文章力・表現力に優れており、公立受験向きとも言えます。気を抜くと宿題が・・・が玉に瑕。
勉強量を落とさなければ、3年後楽しみな逸材です。
B子ちゃんは、入塾して日は浅いものの、宿題きっちりに加え、先に進んでやってきます。最近はいっぱいお話しもしてくれて、塾を楽しんでくれています。算数の才能に加え、英語力もあり、R校に送り込みたいと思わせる楽しみな逸材です。
C子ちゃんは、塾生初のF小生。最近は先生のつっこみに、いっぱい笑ってくれてます。学校が学校だけに基礎力はしっかりしていて、かわいらしい外見とは裏腹に、底力を感じる子です。やはり公立受験は強そうです。
失礼ながら、D男君は、続くとは思ってもみませんでした。僕のしつこい「はい!もう一回!」に頑張って着いて来ます。成績も上向き。なにかを予感させられます。最難関も夢ではないでしょう。
E男君、休塾を経て、再入塾。元少数精鋭の学校で培った力量は、間違いなく、本物。今は女子陣の後塵を排していますが、最後はトップでゴール通過と予想。
F男君は、春講参加。算数の能力に舌を巻きました。物語読解もパーフェクト。やはり、トップ校を目指す逸材です。
4年生は近年まれに見る高レベルな戦い。どんな明日が待っているのか楽しみです。

さて、毎月実施の学力テストは、4年生も4月から本格化します。テストもA・Bクラスに分かれ、問題もぐんと難しくなります。
いよいよ受験勉強を始めます。個々のステージアップが目標です。更なるチャレンジをお願いします。

志築塾は生徒さんを募集しています。現在在籍は、それぞれ少人数ですが、小学1年生から高校2年生まで12学年おります。
それぞれの学年・個人に応じ、対応していますので、是非、覗いてみてください。
志築塾は生徒さんを募集しています!

公立中高一貫受験 「第二回 公中検模試」実施について

2014 年 4 月 6 日 日曜日

2月に実施しました公立中高一貫受験対策「「第二回 公中検模試」を実施します。
実施日4月20日(日曜日)です。(最終実施日)
前回2月実施の第一回では、通常の学力試験と公立中学受験の違いが明確になりました。
今回の結果も興味深いものとなると思っています。
次回の日程は、6月で、9月から毎月の実施になります。
一回の受検料は塾生2500円です。(塾生以外は3150円。6月以降は料金が変わります。)
公中検は3万人の受験生を抱え、しかも、本州の実績をしっかり考慮しています。
当塾としては、その精度を信頼したいと思います。
好評いただいた、冬・春期講習中高一貫対策として使用したのも、この公中検テキストです。(今後も使用予定です。)
4月は、6年生対象です。
奮ってご参加ください。

中学受験 「春講たけなわ!」

2014 年 4 月 1 日 火曜日

今年の新6年生には、社会と理科の進捗を勧めています。
今日、既に、歴史を終了した子が出ました。明治以降に突入した子も半分を超しました。
いつもは秋から実施の志築塾名物地獄の暗記特訓も今日、3名がチャレンジ。
「暗記なくして勉強の飛躍なし!」を早くも実践しています。
今年の新6年生のレベルは過去に経験したことのないレベルです。
今日、算数で全国2位を記録のA君、総合で当塾3位です。デットヒートの3人、SS60台の高いレベルでの戦いを続けてます。
60台の子はあと4名。虎視眈眈と上位を狙っています。
13 名、全員、志望中学合格が目標です。 :grin: :grin:
公立受験用春講も開始しました。先日の公立模試受験でわかったのですが、私立受験用テストと公立用テストでは大きな違いがあると言うことです。私立受験用テストでは5~6番手の子が公立用では断然のトップでした。また普段比較的成績下位の子が上位に2名食い込みました。特徴的なのは記述式に強い子が公立用では上位になる傾向にあると言うことです。もしかしたら意外な結果が待っているのかもれません。
新4年生以上は、公立用テキストでは記述力・思考力をベースに取り組んでいます。
しっかり基礎力の春講になればと取り組んでいます。
春講後半もしっかり指導していくつもりです!