2014 年 5 月 のアーカイブ

中学受験 「札幌光星中学塾対象説明会」共学以来初の卒業生、東大合格!

2014 年 5 月 31 日 土曜日

今年は当塾から2名合格しています。
二人とも成績がいいとの学校からの報告がありました。
今年の光星は共学初年度生、東大1名・北大8人・札医4名・旭医3名などの合格を勝ち取っています。
今年の二人もそんな大学へ合格してくれるのでしょうか。楽しみです。

さて、今年の受験生は195名、合格は162名でした。入学者72名で3年ぶりに3クラスになりました。
プレテスト受験者の結果も出ています。B判定では74名中70名の合格、C判定では30名中15名の合格となっています。B判定100番以内が目標になります。11月2・3日の実施になります。

いつもですが、生徒さんは、廊下で会うとかならず「こんにちは!」と言います。気持ちいいです。
是非説明会や学祭に参加してみてください。

中学受験「札幌聖心中塾対象説明会」 開成も始める国際バカロレア教育の実績!

2014 年 5 月 31 日 土曜日

今年3名が合格しています。うち1名が入学しました。
道内勢では47名中43名が合格しています。(合格率91%)
首都圏での入試をやっている関係から、入試は結構難しいです。
いつも対策に苦慮します。受験者平均で50%を算理社が割っています。
合格後、点数を聞きに行った両親が、その点数の低さに入学を取りやめ別の合格した学校に入学しています。
今年は、サイエンス12名、グローバル18名(席を数えたので間違っているかもしれません。)
少人数教育はとても重要で、思春期の女の子が先生と生徒の近い関係でその6年間を過ごせるのは重要です。
授業風景もとても雰囲気のいいものでした。先生は生徒さんの質問に答えながら、卒業後の社会人のありようを語っていました。先生のさりげない熱心さが伝わってきました。
今年入学の生徒さんは、グローバルです。寮生活を満喫しているようです。授業に真剣に取り組んでました。
今後に期待しましょう。
さて、今年の大学合格状況ですがなんといっても、北大医学部に1名合格しています。
また芸大など、有名国公立私立にも合格を果たしています。少数精鋭の指導力の賜物です。
さて、聖心は国際バカロレア(IB)教育に取り組んでいます。
これは来年から始まる開成中学で取り入れることが発表されています。
開成から研修に来ているそうです。
教育の国際化を進める文科省が中高の教育国際化の一環として取り組んでいます。
国際人として必要な能力を育てるというものです。聖心は文科省より全国5校中の1校に選ばれています。
昨年参加しましたが、自分で考え問題解決を試みる興味深い授業でした。
さすが英語で1歩先行く聖心。是非見学してみてください。
さて、昨年入学のもう一人の塾生。ちらりこっちを見てましたが、授業に集中してました。
英語で一歩先行く聖心だけに、ぐろう

中学受験 「北嶺中学塾対象入試説明会」東大18名、確かな実績!

2014 年 5 月 28 日 水曜日

北嶺の説明会がありました。かつら先生と二人で参加しました。
今年は東大18人の実績。医学部医学科41名の見事な実績でした。関東の受験生も増えており、毎日本州から問い合わせや来校があるそうです。いよいよ全国メジャーへ踏み出したと言えます。
寮の充実により、寮生も増え、現在の220名収容から50名ほど定員も増えそうです。
今年東大医学部合格の子も寮で6年間過ごしたようです。寮のスタッフも50名と充実した寮生活が保障されているようです。
また市内からの寮生が増えているようです。
さて、今年の入試、合格者最低点、300点満点の専願で132点、併願で141点でした。受験者平均136点。国語が昨年の37点から52点の一方、算数は45点から36点と難易化しています。
来年は本州勢が算数得意なので、国語・算数、今年並みと言えます。
受験に向けては算数ばかりにならないよう勉強するのがいいと思います。因みに今年の合格者は入塾時算数・理科に特化していましたが、国語・社会のレベルアップで合格。勿論合格者平均(172点)を上回りましたが、大得意の算数が思ったより良くなかった反面、なんと4教科とも、まんべんなく得点し、合格しました。目標としては算数・国語各50点、理社各25点の150点を目標にするように勉強しましょう。
来年は公立中高一貫校が始まりますが、北嶺のノウハウはやはり道内では群を抜いています。北嶺は公立と競合しないと言い切っています。自信があるのでしょう。
高い目標を持つことが学力の飛躍的向上につながります。
これから受験生対象の説明会や体験授業が開催されます。是非、行ってきてみてください。
男子校ということで、色々なことが言われますが、間違いなく実績を残しています。
塾も全面支援します。頑張る子は報われる!です。

中学受験 「公中検模試と光星中学塾説明会6月15日実施」4~6年生対象。

2014 年 5 月 25 日 日曜日

2月・4月に実施しました「公中検」模試を6月15日に実施します。
小4から小6までの実施です。
小6の適性検査はⅠ・Ⅱからなっていています。
適性検査Ⅰは算・理・社の教科横断型基礎力(学力)問題。
適性検査Ⅱは読解問題。(課題作文400字以内がついています。)
各45分です。
時間;9時集合、10分より説明開始、15分開始、2検査終了、11時。
場所;大通り18丁目島田ビル(事務用品の三好商会所有で三好商会隣り)2階。
受検料 小6=4千円、小5=4千円、小4=3千5百円です。

この後、1時より、光星中の駒井先生をお招きして、説明会を実施します。
勿論、テストと説明会は別物です。
もしテスト終了後、光星説明会参加者は会場で、勉強と食事(持参)可能です。

多数の参加を待っています。
なお塾生には別途個別に案内を差し上げます。

公立受検対策 「今からでも遅くない!公立中高一貫受験」

2014 年 5 月 24 日 土曜日

まず、今年から公中検(公立中高一貫校受検模試)に参加して気が付いたことをお伝えします。
公立中高一貫校受検の適性検査では、書き問題が多いのが特徴です。
成績上位の子の特徴はこの書き問題が良くできていることです。トップの子と最下位の子、実は普段の月例テストではほとんど成績が変わりません。二人ともSS50台中盤位の成績です。16個あった書き問題(簡単なのも含め文章で答える問題)中、13個が中間点のものも含め点数がついていました。結果ⅠⅡとも90点を超え、堂々のAランク。なにしろ1問当たりの書く量が多いんです。もう一人の子は16問中5問の正解。白地が5問ありました。量も圧倒的に少なかったです。残念ながらⅡで、60点台で、Dランクとなってしまいました。
文章を書くことが決め手になります。中間点があるのも特徴で、書けば全く違っていない限り、点は付きます。
もうひとつは問題意識です。社会で起こっている出来事、最近の風潮などにどれほど関心があるかです。公立受検にはその時の問題が取り上げられるのがとても多いです。
たとえば、農業問題。TPP交渉真っ最中なので、日本の農業の現況問題が出題されています。
身近な問題では紙パックが少し膨らんで、内容物が入っていることに注目し、それはなぜなのかを問う問題。体積の計算問題と一緒に出題されました。
やっておきたいことその1 「新聞を読む。」
 小学校高学年は丁度新聞を読めるようになる時期です。親子で語らいながら新聞を読むことをお勧めします。
やっておきたいことその2 「読書習慣を身に付ける。」
 公立受検は読解力が決めてとさえ言われます。長い文章を短時間で読みこなすには、やっぱり普段の読書習慣が必要です。
やっておきたいことその3 「文章を書く。」
 ゆとり教育で一番なくなったのが作文です。まとまった文章を書く習慣がありません。昔、夏休みに絵日記は付きもんでした。冬休みの読後感想文も必須でした。短文でいいですから起承転結で1文を書かせてみてください。主語・述語・修飾語・時・場所などがちゃんと入っていればOKです。
やっておきたいことその4 「計算力をしっかり身に付ける。」
 虫食い算が苦手な子が多いです。どういう順番で解いていくのかをしっかり身に付けなければいけません。約分が重要です。  素数・最大公約数・最小公倍数をしっかり身につけましょう。また最も重要なのは割合・比です。公立ではこれが出る割合が極 めて大きいです。
やっておきたいことその5 「考えて解く力を付けよう。」
 応用問題を解く時少し時間を掛けましょう。考える癖を付けましょう。算数はつながっています。簡単な1つの問題を自力で解けると意外にスムーズに2問目を迎えられます。3つくらいヒントを用意してじっくり小出しにしてください。

公立受検は教科書を逸脱できません。教科書の延長問題であること(比較的易しい)知っておきましょう。

志築塾は6月15日に公中検模試を実施します。(特別な用事がある場合、個別で前への日程変更可能です。)
塾生は個々に案内します。

 

中学受験 「塾説明会、今後の日程」

2014 年 5 月 24 日 土曜日

5月28日北嶺、29日聖心、30日光星、6月12日日大・立命館、6月18日大谷。
となっています。入試の変更点や進学状況など、しっかり聞いて、いち早くブログで紹介します。
既に終了した藤、北星はほとんど変わっていませんでしたが、公立中高一貫の開成受験も開始しますので、公立対策の変更点などしっかり、お伝えしていきます。ブログをご覧ください。

中学受験 「北星学園女子中学の説明会参加」 先生の熱情に感激。 

2014 年 5 月 23 日 金曜日

今回は初めてスミス記念講堂で塾対象説明会が開かれました。すてきな講堂でちょっと感激しました。
今年は受験生が119名。合格者は107名。入学者69名でした。
合格者最低点が119点でした。国語平均59点、算数平均48点、理科平均30点(50点満点)、社会平均20点(50点満点)でした。特に社会が記述問題が多く、難しかったようです。塾生にはしっかり社会の時事問題を教えていこうと思います。
進学状況は、北大が1名、樽商など国立に実績を残してます。英検の取得率も注目でき、6年間のしっかりした教育の姿勢を感じました。とりわけ広報部長の貞広先生(女性)の花粉症にもかかわらず、語っていただいた指導の情熱は感動しました。
ここ2年塾生をお預けしていますが、今後が楽しみです。
一貫した女子教育、グローバル化、北星学園大学への進学等々、伝統校の重みを注目いただきたいと思います。

中学受験 「藤女子中学校の入試説明会」 Cクラスが難関大学コースへ。

2014 年 5 月 15 日 木曜日

今年最初の塾対象説明会。今年度当塾より3名の入学者がいる藤女子中学でした。
全体的印象では、今年も進学校へ進化しようとする藤が見て取れました。
表題でも書いてありますがCクラスが難関大コースに代わるそうです。その真の理由は解りませんでしたが、志望校にシフトしたクラス編成を考えていると思われます。
次に今年の大学合格状況ですが、北大8名は評価できるものの公立医大(札医大1名)その他の国公立は例年からすると少し見劣りするものでした。今年はCクラスの目立った成果はありませんでした。
本年度入試が難しくなったのが特徴と思います。
潜在能力重視の入試は読解力・思考力を問う問題へ移行しているようではありました。
読解力・思考力重視であれば、塾としても相当の心構えが必要だと感じました。
第一志望の子を取りたいと何度もお話しされていましたが、能力の高い子を入学させたいの裏返しの発言かとみて取れました。
理科の基本重視の問題は良くこなれていました。でも社会は少し難しすぎると感じました。20点台の平均点がそれを物語っています。どうしても本州大手の塾のテキストが全国一律で、そのため入試が難しくなれば、塾にとって好都合で生徒さんには過酷だということを知っていただきたいと思います。(知っているとは思いますが。)
さて、例年に比して大変少なかった女子教育についての教頭先生の言葉。とても参考になりました。ありがとうございます。早速役立てたいと思うと同時に自塾の生徒をお預けしたい気持ちにさせてくれました。
もう少し、藤のありようを見ていきたいと思います。

中学受験 「藤の社会」 超難しくなりました。それでも、しっかり基本で点数取れます!

2014 年 5 月 6 日 火曜日

藤の社会。
本年度の入試は昨年の合格者平均点184.3点に対し165.2点で、19点下がりました。
先ず、昨年、平均64.7点と易しかった算数が55.3点と9点下がった代わりに、国語が51.7点から57.1点に5点上昇難易度が少し下がりました。両方とも合格者平均としては両方とも丁度いい点数になったと思います。下がった原因は後の2科目にあります。理科が7点さがって、30点。社会は8点さがって、23点になりました。特に社会は50%を割り、大分難易度が上がったと言えます。これは算数・国語だけでなく、理社もしっかり勉強をしていかなければならないということです。
さてその社会を見てみます。難易度Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの順で難しくなります。
☐1、問1、札幌・デリー(インド)、・ハンブルグ(ドイツ)の雨温図を見分けるもの。デリーが暑いこと、札幌は冬に0度以下の月が3月もあることから見分けられますが、世界の主要国の場所は頭に入れておかなければならないですね。(難易度Ⅱ)
問2、ヨーロッパ28か国加盟、EU(ヨーロッパ連合)を答える問題。(難易度Ⅱ)
問3は、真夏日(最高気温が30℃以上)と熱帯夜(最低気温25℃以下にならない日)(難易度Ⅰ)
問4、畑作(じゃがいも)といえば、十勝平野。(難易度Ⅰ)
問5、小麦の原産地(中央アジアのコーカサス地方から西アジアのイラン周辺)、都道府県別生産量(1位北海道、2位福岡、3位佐賀)、小麦自給率14%。小麦の輸入先(1位アメリカ、2位カナダ、3位オーストラリア)。自給率30%が間違い。(難易度Ⅱ)
問6、再生可能(エネルギー)言葉としても難易度高い。(難易度Ⅲ)
問7、平和主義・国民主権。(難易度Ⅰ)
問8、生存権。憲法問題、必ず覚えたい。(難易度Ⅰ)
問9、イ、日高山脈に注目。これは難しい。(難易度Ⅲ)
問10、世界遺産、知床半島。北海道唯一の世界遺産。(難易度Ⅰ)
問11、奥尻島。以外に知ってないこの島。(難易度Ⅱ)
問12、栽培漁業/養殖。ホタテの育て方は、両方存在しています。設問からすると栽培漁業かなと思います。あいまいな答えではありますが。(難易度Ⅰ)
☐2、問1、1、和同開珎。基本ですが意外と書けません。(でも難易度Ⅰ)2、東京スカイツリー。常識でしょう。(難易度Ⅰ)
問2、平家物語。これも基本です。(難易度Ⅰ)
問3、1、蝦夷地、3文字は誤解するかも?(難易度Ⅲ)。2、ウ、頼朝から奥州藤原氏討伐の命令が下った。(難易度Ⅱ)
問4、1、後醍醐天皇。勿論基本です。(難易度Ⅰ)。新田義貞との血縁関係。足利氏とともに清和源氏の流れをくむ。ともに源義家の子孫。身分の低かった楠木正成とは血縁関係にない。設問の目的が見えません。(難易度Ⅲ)
問5、浄土真宗→親鸞。鎌倉時代の宗教はきっちり暗記。(難易度Ⅰ)
問6、本文の将軍がキーワード。将軍はイ源頼朝だけ。読む力との学校の見解ですが???ではあります。(難易度Ⅱ)
問7、1、近江→滋賀県、2、織田信長→安土城、天智天皇→近江大津宮が難しいかも。馬借→正長の土一揆。家光→絵踏は主に九州。こういうの難しいですね。(難易度Ⅱ)
問8、聖徳太子→百済寺(滋賀県)。法隆寺が精いっぱいですが、・・・。(難易度Ⅲ)
問9、ア→冠位十二階。これも基本です。(難易度Ⅰ)
問10、イ→桓武天皇が都を作った(京都)基本。(難易度Ⅰ)。
問11、エ→聖徳太子は蘇我馬子ともに物部守屋と戦った。聖徳太子と物部氏の戦いはなかなかテキストに出てきません。(難易度Ⅱ)。
問12、弘法とは弘法大師のこと、弘法大師は空海の諡号(しごう;亡くなってから生前の功績によって特別につけられる名前)。難しいですね。(難易度Ⅱ)
問13、昭和4年=西暦1929年(4+25=29年)朝鮮併合=1910年、第一次世界大戦=1914年、満州事変=1931年、日本国憲法=1946年。したがって、ウの満州事変。ぴったりじゃない項目を選ぶの難しいですね。(難易度Ⅱ)
問14、二本杉から箸を連想させ、歴史上の人物の不思議な逸話と重ね合わせたから。究極の難しさ。(難易度Ⅲ)
以前の大谷の社会科と思いました。出題者が受験になれてないと想像できます。プロの作った問題とは思えません。これからも難しくするとの事、心配です。
ともあれ、社会は難しくなりました。平均点20点台を確実にゲットするためには、基本がっちりが必要です。
藤の説明会を塾で企画しています。参加希望を募ります。